アルツハイマー型認知症発症メカニズムが発見されたとのことです!
アルツハイマー型認知症はなぜ起こるのでしょうか?
日本では認知症予備軍が、400万人にのぼると言われ、現在認知症を担っている方400万人と合わせると、何と800万人になるそうです。
この数字は65歳以上の約4人に1人が認知症になる数字です。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0102K_R00C13A6CR8000/
この認知症の中でも特に多い認知症が、アルツハイマー型認知症ですが、今までなぜ認知症になるかがよくわかっていませんでした。
最も有力なものが、このサイトでも説明しているように「脳内にβアミロイドという物質が蓄積される」という説ですが、詳しいことはよくわかっていませんでした。
アルツハイマー型認知症の発生メカニズムが発見されたそうです
しかし、今回横浜市立大学などの研究グループがアルツハイマー型認知症発症のメカニズムを発見したそうです。
この発表結果のポイントは、βアミロイドそのものが認知症の機能を抑制するのではなく、βアミロイドがリン酸化という作用を起こした結果できたタンパク質が抑制するということです。
つまり
βアミロイドが蓄積
↓
別のタンパク質がリン酸化される
↓
認知機能低下
という2段階を経るということがわかったとのことなんですね。
またこのリン酸化という変化を起こしたタンパク質ですが、このタンパク質にはクリンプ(CRMP)という物質が多くあったので、このクリンプが変化を起こさないようにすれば、認知症低下を防げるのでないかと思い、マウスで実験したそうなんです。
その結果の説明が次の動画です。
このことから、リン酸化されたクリンプを抑制することが、アルツハイマー病の治療に役立つと期待されているようです。
追伸:
記事の中にクリンプという言葉があったので、ググってみましたがそれらしい説明が見つかりませんでした。
そこで色々と調べてみますと、クリンプという表現は英語のCRMPを単純に発音した時のカタカナに直しただけなので、検索しても見つからないようです。
こちらのサイトにクリンプについて詳しく書いてありました。
http://dislocon.blog.fc2.com/blog-entry-492.html
クリンプ(CRMP)とはcollapsin response mediator proteins の略語で、コラプシン反応媒介タンパク質と言われるタンパク質になります。
参考サイト
http://bsd.neuroinf.jp/wiki/CRMP
上記のサイトによれば、このタンパク質のリン酸化の程度によって、神経の発達や成熟がとても左右されるということです。
ですので、この神経の発達等がアルツハイマー病にも関係があるのでしょうね。