脳へ届いたオメガ3脂肪酸の量と、アルツハイマー病とに関係があることがわかってきました。

脳へ届いたオメガ3脂肪酸の量と、アルツハイマー病とに関係があることがわかってきました。

アルツハイマー型痴呆(今は認知症といわれていますが)についてさまざまな視点から詳しく説明しています。 脳へ届いたオメガ3脂肪酸の量と、アルツハイマー病とに関係があることがわかってきました。

青魚とアルツハイマー病との意外な関係とは?

脳へ届いたオメガ3脂肪酸の量と、アルツハイマー病とに関係があることがわかってきました。

青魚

あなたはイワシやサンマ、アジなどの青魚はお好きでしょうか? もしお好きで、良く食べているならアルツハイマー病にはなりにくかもしれません。

アルツハイマー病はこのサイトでも説明していますが、脳の疾患になります。
つまり、脳の働きが正常に機能しないということがこの疾患の原因になります。

では、脳はどうやって機能を保っているのでしょうか?
それは、脳に張り巡らせている毛細血管等が、脳へブドウ糖などの栄養素やエネルギーを運んでいるからなんですね。
しかし、何でもかんでも運んでしまっては脳にとってよくないものも運んでしまって、脳の機能に障害が起きてしまいます。

そこで、脳には血液中の成分のうち、自分にとって役に立つものを選択的に通す
「血液脳関門のバリア機能」
というものがあります。

イメージとしては、水道の蛇口などにつける洗浄器を思い出されたらいいかと思います。
洗浄器はフィルターで健康にいいものだけを通しますよね。

ですので、何でもかんでも脳に届くというわけではないのですね。

そのことで、脳は正常な機能を保っているのですが、逆に言えば病気等で何らかの治療が必要な場合、「血液脳関門のバリア機能」によって治療薬が届かない場合があるのです。

ところが今回、アルツハイマー病に関する研究をスウェーデンのカロリンスカ研究所が行った結果、オメガ3脂肪酸という脂肪酸はこの「血液脳関門のバリア機能」を超えられるそうなのです。

オメガ3脂肪酸は、もしかしたら聞かれたことがあるかもしれません。
そう、このオメガ3脂肪酸は、冒頭で書いたいわゆる青魚に多く含まれている成分で、一時期頭が良くなると言われとても有名になった「ドコサヘキサエン酸(DHA)」もオメガ3脂肪酸の一種です。

「栄養学的に必須なω(オメガ)-3脂肪酸は、α-リノレン酸(ALA)、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)である。」
ウィキペディアより


このオメガ3脂肪酸ですが、実は以前からアルツハイマー病の予防に役立つことがわかっていました。

参考サイト
http://www.health-station.com/new90.html

しかし予防には効果があっても、治療に効果があるかどうかはよくわかっていませんでした。
そこで今回33名の軽度のアルツハイマー病の患者さんのうち、18人に毎日オメガ3脂肪酸のサプリを摂ってもらい、15人にプラシボ(比較のため何も入っていないサプリ)を飲んでもらったところ、オメガ3脂肪酸が脳神経に取り入れられることがわかったとのことなんです。

これだけでは、ただ単に脳神経にオメガ3脂肪酸が取り入れられるということがわかっただけですが、さらにアルツハイマー病に多い炎症反応と、脳脊髄液のオメガ3脂肪酸との濃度とに明らかな関係があることがわかったんです。

つまり、アルツハイマー病とオメガ3脂肪酸には何らかの相関関係があるらしいんですね。

このことから、将来オメガ3脂肪酸の成分を使って、脳まで届くアルツハイマー病の治療薬が開発される可能性が高くなったと考えられるのです。



アルツハイマー型痴呆(認知症)と痴呆症(認知症)についてについて

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