アルツハイマー型痴呆(認知症)と痴呆症(認知症)について

アルツハイマー型痴呆(認知症)患者と家族を守る人・団体のご紹介

アルツハイマー型痴呆(認知症)の初期症状の段階から徐々に症状が進行していくと、家族だけで本人を介護するのは体力的にも精神的にも大変ですね。

そこで、様々な人達や団体の手を借りたり、本人にしかわからない悩み等を聞いてもらったりして、時には心と体を休め、ゆとりを持つことが大事になります。
精神的・肉体的なゆとりが、おだやかな日々を過ごすことにつながっていきます。
そこで、最後に、ここではアルツハイマー型痴呆(認知症)の患者と家族を守る団体や職業をいくつか挙げてみました。

ケアマネジャー(介護支援専門員)


アルツハイマー型痴呆(今は認知症といわれていますが)と認知症や、痴呆介護などについてさまざまな視点から詳しく説明しています。

介護保険制度の利用者やその家族との相談を行い、利用者のニーズに合った介護プランを作成したり、利用者にとってより良い介護を受けられるよう、利用者および、事業者や施設等と相談、連絡や調整等を行う福祉の専門職です。

民生委員

地域福祉の世話役で、地域社会のボランティアです。ボランティアでは最も歴史がある制度です。
決められた地域を周り、一人暮らしの高齢者の様子を見たり、暮らしなどで困っている人、子育てで悩んでいる人など、地域の人の相談にのります。

介護ヘルパー

高齢者の自立した生活のための手助け(介護)をする仕事です。
買い物、食事、掃除や入浴などの補助などを行います。

社団法人認知症の人と家族の会(旧呆け老人をかかえる家族の会)


1980年に結成されました。
認知症の人と、その家族が安心して暮らせる社会の実現を願って活動を続けています。

日本で最も有名な団体の1つです。

財団法人ぼけ予防協会


1990年に設立されました。比較的新しい団体です。
認知症の予防や治療に関する電話相談、シンポジウム、介護家族支援事業、調査、研究をしています。

国際アルツハイマー型痴呆(認知症)病協会


国際アルツハイマー型痴呆(認知症)病協会は、1984年アメリカのワシントンDCで結成されました。
本部はロンドンにあり、WHO(世界保健機構)の正式なNGO(非政府組織)として認められています。
世界の国レベルのアルツハイマー型痴呆(認知症)病協会の連合(2005年現在75の国が加盟)で、国内や国外で情報、援助の提供をしています。

初期症状のうちから、このような職業や支援団体の人達の専門的な話を聞いたり、さまざまな有益な情報を集めることは、これから穏やかな生活をおくる上で重要です。

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