アルツハイマー型痴呆(認知症)の新薬について
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大阪大の大河内正康講師(臨床精神医学)らのグループが、脳内でアルツハイマー病の原因と考えられている物質ができる新たな仕組みをつきとめたそうです。
この研究結果を3日付の米科学誌セルリポーツに発表したそうです。
この研究結果で、今までより、さらに効果的な治療薬を作る可能性が出てきたそうです。
アルツハイマー病はそもそも、
ガンマセクレターゼという「はさみ」の役割をする酵素が原因で、神経細胞にあるたんぱく質の一つが切断される。
その結果、「アミロイドベータ(Aβ)42」という毒性の高い物質変化して、その物質が脳内に蓄積されることで起こると言われています。
大阪大の大河内正康講師(臨床精神医学)らのグループでは、試験管内でこのガンマセクレターゼとAβ42をさらに反応させました。
その結果、毒性の低いAβ38に分解されることを突きとめたとのことです。
さらにヒトの細胞で、酵素の働きを強める化合物を試したところ、分解効率が約2倍に上がったとのことです。
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