アルツハイマー型認知症になった場合の介護は?その2

アルツハイマー型認知症になった場合の介護は?その2

前回の記事では、家族の方がアルツハイマー型認知症になった場合の基本的な介護のポイントを説明してみました。

 

いざ介護を行った場合、何かしらの不安やストレスを抱えながらの場合が殆どです。
そんな時、一人や家族だけで悩まず専門家の方に相談することが、本人にとっても家族にとってもとても大事なポイントになります。

 

今回は、そんな専門家の窓口をまとめてみましたので、あなたやあなたの家族がストレスなどで悩んでいたらぜひ活用してみてください。

 

相談機関ですが、目的別に大きく4つの種類に分けることができるかと思います。
それぞれを詳しく解説してみます。

 

 

専門医

まずはなんといっても、本人の病気の事について相談することはとても大事ですね。
全国には認知症の専門医がいますので、ぜひ相談してみてください。

 

もちろん、インターネットで検索することができます。

 

代表的なものに「日本老年精神医学会」のホームページがあります。

 

こちらのトップページ右側、「高齢者の心の病と認知症に関する専門医検索」をクリックされて、あなたのお住まいの都道府県、もしくは2,の「条件を指定して検索する」から市町村名を入れて検索してみてください。

 

日本老年精神医学会サイト

 

また、日本認知症学会のサイトの専門医一覧でも同じように検索することができます。

 

公的機関

次に、医療だけでなく、それ以外の認知症介護全般についての公的相談窓口としては、次のものがあります。

 

  • 在宅介護支援センター
  • 保健所
  • 精神保健福祉センター
  • 市区町村の健康管理、健康保健などの担当課
  • 福祉事務所
  • 認知症疾患医療センター

 

それぞれ微妙に役割が違いますので、一つのところで満足できなくても、できるだけ別の機関も当たってみましょう。

 

電話相談

本人の介護や、仕事でなかなか直接相談する時間が取れないという場合は、電話での相談方法もあります。

 

公益社団法人 認知症の人と家族の会

全国どこからでも無料で相談できます。(通話料はかかります)

 

介護支え合い電話相談

 

こちらも全国から相談をすることができます。
サイトには料金が書かれていませんが、無料のようです。(通話料はかかります)

 

認知症予防財団

 

無料の電話相談を行っています。こちらはフリーダイヤルですね。

 

 


■電話相談事業
 1992年7月、アメリカンファミリー生命保険会社の委託事業として無料電話相談「認知症110番」を開設。財団事務局内に専用電話回線を引いたブースを設け、月曜、木曜(祝日を除く)10時〜15時まで相談を受け付けています。専用電話番号(0120・654874)
<サイトより一部抜粋>

 

 

家族の会

認知症の家族がおられるかたの、横のつながりがある集り(会)も大切な相談先です。
その多くが無料で電話相談を行っています。

 

公益社団法人 認知症の人と家族の会

 

全国どこからでも無料(携帯、PHSの場合は075-811-8418(通話有料))

 

朱雀の会 若年認知症家族会

 

若年認知症の家族の会です。

 

若年認知症家族会 彩星(ほし)の会

 

同じく若年認知症の家族の会です。
電話相談も行っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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