アルツハイマー型痴呆(認知症)と痴呆症(認知症)について

アルツハイマー型痴呆(認知症)の家族への接し方 その2

アルツハイマー型痴呆(認知症)の症状がおられる家庭は、本人の様々な言動に困惑したり、疲れてしまう時があります。
家族とともに生き生きとした生活を送るために、次のようなことを心がけてみてはいかがでしょうか。

心にゆとりを持つ

アルツハイマー型痴呆(認知症)が徐々に進行すると介護が大変になってきます。
仕事や家事を両立しながら同時に介護をすると、介護者の心のゆとりも失われがちです。

病状が進行するに従って問題行動が多くなり、介護者がそれに対して叱ってしまったり、本人の間違い強制的に正したりすると当人の心が動揺し、病状を進行させる場合も考えられます。

そのような場合は、アルツハイマー型痴呆(認知症)の患者の面倒や介護を1人だけで抱え込んだりせず、家族の協力、近所の方など周囲の人のサポートをあおいだり、ケアマネジャーなどの専門家の人と相談することで、介護する人のさまざまな不安を取り除き、心のゆとりを保つことが大切です。

心のゆとりを持つために、介護者だけで介護を行うのでなく、介護ヘルパーの利用、デイサービスなどの施設を利用して、介護する人がゆとりを持てる時間を作るのも大切です。
介護する人に心のゆとりができることで、その結果患者の心の安定も保てるのです。

よりよい刺激を与える機会やチャンスを持つ


アルツハイマー型痴呆(今は認知症といわれていますが)と認知症や、痴呆介護などについてさまざまな視点から詳しく説明しています。

アルツハイマー型痴呆(認知症)と診断された人に限らず、人は誰しも心地よい空間の中でよりよい刺激を受けると、晴れやかになったり気分が良くなったりします。
アルツハイマー型痴呆(認知症)の人も同じで、穏やかな環境の中で、手芸や絵を描いたり、歌ったり、その人が好んでやれることを見つけるのも大切なことです。
そのようなことを行うことで心が動き、意欲が出ることで、脳が活性化します。

アルツハイマー型痴呆(認知症)の初期症状での対処で進行を遅らせることができるのですが、患者への対応を日々を考えていく事も大切です。
初期症状のうちにできるだけ毎日を明るくすごせるよう、心がけておきましょう。

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