アルツハイマー型認知症の症状について 第二期

アルツハイマー型認知症の症状について 第二期

次にアルツハイマー型痴呆(認知症)の第二期について解説していきます。

 

アルツハイマー型痴呆(認知症)の第二期になりますと、第一期に比べて更に日常生活での障がいが現れるようになります。

 

具体的には

 

<第一期>
前日や数日前のことを覚えていない

<第二期>
数時間から数分前のことを覚えていない

 

など覚えていない時間が短くなってきます。

 

更には、第一期では見られなかった場所に対しての見当識障害が出てきます。
具体的には、今いる場所がわからないため家にいても「帰る」と言い出す、近所や外で道に迷う、などの症状が出てきます。

 

 

さらに、運動機能がある(手や足などが使える)のに、目的を達成する行動ができないなどの失行(しっこう)という症状が出てきます。
具体的には、衣服の着方がわからない、今までできていた電化製品の使い方がわからなくなったなどの症状です。

 

また、初老でのアルツハイマー型痴呆(認知症)での第二期での特徴としては

 

  • 鏡現象:鏡に写った自分をわからず、鏡の自分に語りかける
  • 語間代:「私です、です、です」の用に後の最後飲みを繰り返す
  • ミオクローヌス:自分の意志とは無関係に動作をする。ミオクローヌスけいれんという痙攣もある。
  • 姿勢異常
  • 筋固縮

 

などがあります。


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