アルツハイマー型認知症の症状について 第三期
次にアルツハイマー型痴呆(認知症)の第三期について解説していきます。
アルツハイマー型痴呆(認知症)の第三期になりますと、高度な認知症の末期になります。
別名 臥床(がしょう)時期とも言われています。
臥床つまり、ベッド等に寝たきり状態に近くなります。
具体的には
- 失禁
- 拒食(食べ物を食べない)
- 反対に過食
- けいれん
- 反復運動 などの運動障害
- 語間代
ご飯を食べた 食べた 食べたのように、言葉の終わりを反復する。会話はできますが、問いかけに対して適切な返答ができません。
- 反響言語
話しかけられた言葉を、そのまま繰り返したり、一部を繰り返す症状です。突然、以前TVなどで見聞きした言葉を、関係ない場面で言葉にしたりします。
など深刻な運動障害、言語障害が出てきます。
第三期までくると、常時介護が必要となりますので、できるだけ早期の発見と治療が大切になります。