コーヒーを飲むとアルツハイマー病の予防になる？

コーヒー

あなたは毎日コーヒーを飲まれる方でしょうか？
毎日10杯以上飲まれるヘビーユーザーでしょうか？
それとも、お茶派でしょうか？

あなたがもし、アルツハイマー型認知症を予防したいと思っているのであれば、コーヒーを飲んだほうがいいかもしれません。

以前にも、女性の場合コーヒーを飲むと大腸がんになるリスクが少なくなるという実験結果がありましたが（残念ながら男性は関係性は見られなかったそうです）、今回はアルツハイマー病にも効果が期待されそうなんです。

この度、フランスの国立衛生研究所とリール大学の共同研究で、今回はじめてコーヒーに含まれるカフェインがアルツハイマー病の予防に役立つ可能性があることがわかりました。

もう少し詳しく説明しますと、アルツハイマー病の大きな原因の一つとして、脳内の神経細胞どうしのつながりがうまく働くなることが挙げられています。

あなたがご覧になっているこのサイトも、インターネットという巨大なネットワークで繋がっているのですが、震災やトラブル等で信号を中継する中継基地がトラブルを起こすと、とたんにつながりにくくなりますね。

それと同じようなことが、脳の中で起こることでアルツハイマー病の症状を起こすと考えられているのです。

今回のコーヒーに含まれるカフェインはこの中継基地間の信号伝達を妨げるものを、のぞく働きがあることがわかったのです。

邪魔者を除いてくれるので、信号がスムーズに流れる（脳の働きが正常になる）わけですね。

実験では、脳細胞を退化させて擬似的にアルツハイマー病の症状をマウスに出させました。
そのマウスに、人だと2杯の量に当たるコーヒーを10ヶ月間与え続けたそうです。

その結果、コーヒーを与えたマウスと与えていないマウスとで、比べたところ与えたマウスは記憶力の低下が少なかったり、アルツハイマー病でよく見られるアミロイドβの脳内への蓄積がさえぎられていたそうです。

ただ、この実験はマウスだけで行っていますので、人に効果があるかどうかは今後のさらなる実験や研究を待たないといけません。

コーヒーは基本的には嗜好品ですが、今まであまり積極的に飲んでいない方も、これからは飲まれたほうがいいかもしれませんね。

ちなみに私は、毎日ドリップコーヒーを3杯程度飲んでいます。
セブンイレブンのコーヒーも、安くて美味しいですね。
このコーヒーがセブンイレブンの収益にとても貢献しているそうです。
なんと１年で５億杯！！

たしかに、美味しいです(^^)

＜ソース元＞
GENTSIDE