アルツハイマー型痴呆(認知症)と痴呆症(認知症)について

物忘れ外来って?

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皆さんもご存じの通り、2006年10月1日現在、65歳以上が占める割合は20.8%、平均寿命は男性78.56歳、女性85.52歳になり、日本は超高齢社会となりました。

その一方で、85歳以上の方の25〜30%は認知症であると言われています。

認知症の治療で大切なのは、道に迷うようになったとか、物忘れが多くなった、などの初期症状に家族や本人がいち早く気づき、診察や検査などによって病気の詳細を知ることが大切です。

早期の適切な指導や投薬、さらには手術などで病状が完治したり、完全には治らなくても病気の進行を遅らせることができるようになっています。

アルツハイマー型痴呆(認知症)になる前の段階と言われる軽度認知障害であると早期に発見できると、アルツハイマー型痴呆(認知症)型認知症への進行を大きく防ぐことができます。

そのため、物忘れなどの初期症状に家族や本人が気づいたら、できるだけ早く病院に行くことがまず大切です。

でも、「一体どこの科に行ったらいいのだろう?」と思われたことはないですか?

そこで、何科にいったらいいか見当が付かない、最近物忘れがひどくなったので相談したいなどと思ったときに、気軽にかかることできるのが「物忘れ外来」です。

最近では、この「物忘れ外来」を設置している病院が増えてきました。

老年期の心の問題には、脳の老化によって引き起こされるアルツハイマー型痴呆(認知症)や認知症などの病気と、それ以外の脳の老化が原因とはいえないうつ病やノイローゼなど様々な症状があります。

この外来では、物忘れが気になる人やその家族などの相談に専門的に応じています。
また、診察・CTなどの検査・相談を行っています。

「物忘れ外来」では、症状が病気によるものなのか、それとも年齢によるものなのかどうかを診断します。
そして専門的な診断結果をみてそれに応じた治療や対応をしていきます。

さらには、症状対応して外科的・内科的治療や薬物治療、症状の進行度によっては施設への入居や、介護保険へのアドバイスなどもあります。


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